快適に暮らせる環境や設備かどうか

固定費となる家賃は安いに越したことはありませんよね。ただ、安さばかりを求めてしまうと部屋選びにも失敗しかねませんので注意も必要です。家賃以外にもよく確認したいこともあり、ひとつは環境面のことです。例えば壁が薄く音漏れがしやすかったり、室外からの騒音が聞こえやすかったりするようですと、生活上のストレスになる可能性があります。特に木造住宅は音に強い構造ではない場合が多いため、過敏な傾向がある人は特に注意が必要です。設備に妥協できるかどうかもポイントです。家賃が安い物件は、設備が古い、あるいは設備そのものが整っていない場合もあります。特に風呂やトイレ、エアコンなしという物件ですと生活の質に大きく関係してきますので、許容できるのか適切に判断することが大切です。

安さの理由をリサーチ

そもそもなぜ家賃が安いのか、その理由をチェックしておくことも大切です。単に物件が古いために、周辺の家賃相場よりもリーズナブルに設定されていることもあれば、その他の理由があるゆえにお値打ちなケースもあります。墓地が裏手にある、日当たりが極端に悪い、間取りが特徴的で住みにくいなど理由は様々ですが、何かしらの欠点の存在により安い家賃帯に設定されていることがままあるのです。しかし、それが特に気にならないという人からすれば、お得な掘り出し物件とも言えるのではないでしょうか。とはいえ、実際に生活をしてみると不便なこともあるため、安易に判断せずよく生活イメージを膨らませた上で、契約の可否を見極めるのが肝要と言えます。