生活費に余裕をもたせられる
家賃が安い賃貸物件最大のメリットは、生活費における家賃のウエイトが軽くなることです。家賃は生活費の中において最も大きなウエイトを占める費用と言っても過言ではありません。地域や間取り、築年数などさまざまな要因により家賃の金額は異なりますが、比較的リーズナブルな単身世帯用の間取りでも5万前後はかかるでしょう。ファミリー世帯が暮らすに十分な物件となれば、10万近くかあるいはそれ以上の家賃がかかることも。家賃がかさむとそれ以外の生活費が圧迫されてしまいます。しかし、家賃が安い物件であれば生活費に占める家賃の割合を減らせるので、余剰分の金額をほかのことに使えます。住まいとは別な方向から生活のクオリティをアップさせたい場合、家賃の安い賃貸はおすすめです。
初期費用を安く抑えられる
賃貸物件に引越す際、ネックになることの1つが初期費用です。賃貸物件の契約時には、敷金・礼金・保証料・仲介手数料など、さまざまな費用が発生します。これら初期費用の総額は、家賃の6～7倍が目安と言われています。例えば家賃8万円の物件を借りる場合、初期費用として大体48～56万円ほどかかるということです。つまり、家賃が安いほど、初期費用も安く済みます。引越し時は現在の住居から新居に荷物を運ぶ運送費用や新居で使用する家具・家電の購入など、何かとお金がかかるもの。できる限り初期費用を抑えたいという方は多いでしょう。なお、家賃が安くて築年数が古い物件などは、敷金や礼金が0というパターンもよく見られるので、このような賃貸を狙うのも1つの方法です。